「亜鉛の効果って、男性機能にも関係あるの?」
「精力減退が気になるけど亜鉛の摂取は必要?」
「最近元気が足りてないけど、もしかして亜鉛不足?」
とお考えではありませんか?
健康食品やサプリメントでよく聞く成分「亜鉛」。
人間が食事やサプリメントから摂取しなければならない「必須ミネラル」で、健康を維持するために重要な栄養素です。
そんな身近な亜鉛ですが、よくよく考えてみると「身体にどんな影響を及ぼすのか」「男性機能に効果はあるのか」など、様々な疑問が浮かび上がってきます。
そこで今回の記事では、亜鉛の栄養素や役割、亜鉛不足と男性機能・男性ホルモンの関係、亜鉛補給の注意点などについて徹底解説していきます!
亜鉛と健康や男性機能との関係が気になる方は、ぜひ最後までご一読ください。
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【本記事で紹介するED治療のクリニックについて】
*バイアグラなどのED治療薬を一度服用したとしてもEDが永久的に改善するとは限りません
*バイアグラなどのED治療薬を用いた治療には、副作用(ほてり・頭痛・鼻詰まり・動悸・めまいなど)を伴うケースが見受けられます
*ED治療薬の服用に伴う副作用が気になる方は、こちらの記事で医薬部外品の精力剤なども比較することをおすすめします
*併用禁忌薬を服用中の方や重篤な持病をお持ちの方は、ED治療薬を服用できないことがあります(詳しくは医師にご相談ください)
*本サイトで紹介するクリニックでのED治療は保険適用外の自由診療です
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亜鉛ってどんな栄養素?
亜鉛は200種以上の酵素の活性化・細胞分裂・ホルモンの合成・免疫反応の調整などに作用し重要な役割を果たす栄養素で、体内に約2~4g存在します。
健康維持を担う重要な存在でありながら、体内で作り出す事ができない「必須微量ミネラル」です。
食事やサプリメントから摂取する必要があります。
亜鉛の一日摂取量の目安は、成人男性で約11mg女性で約8mg。牡蠣やかつお・豚レバー・牛赤身肉・カシューナッツなどの食品に多く含まれます。
亜鉛は、摂取することで、新陳代謝の活性・免疫力向上・生活習慣病の予防が期待できる栄養素です。さらに、味覚に関わる細胞を作る働きもあり、正常な味覚の維持にも大きく関係。また、男女によって以下のような異なる効果も得られます。
男性 | 生殖機能改善、AGAの発症抑制 |
女性 | 月経不順の改善・妊娠中の胎児の成長をサポート |
健康維持に重要な役割を果たす栄養素の亜鉛ですが、体内で作り出す事はできません。しかし、身近な食品に含まれているため、食事からも簡単に摂取することが可能です。
亜鉛の人体への役割・効果6選
亜鉛は「必須微量ミネラル」の一つで、食品やサプリメントから摂取できます。人体にとって重要な役割を担う栄養素ですが、鉄やカルシウムなど代表的なミネラルにばかりに注目が集まり、亜鉛は重要性を忘れられがちです。ここでは特に注目すべき、亜鉛の6つの役割をご紹介していきます。
髪や肌の健康維持
亜鉛を摂取することは、髪や肌の健康維持につながります。亜鉛の働きの1つに細胞分裂の促進があり、細胞が一定の周期で生まれ変わる「ターンオーバー」を早めてくれるからです。ターンオーバーは美しい髪や肌を維持するために、必要不可欠です。
亜鉛が不足すると、髪を作る「ケラチン」・美肌を作る「コラーゲン」という2つのタンパク質も生成されなくなります。亜鉛を補給することでタンパク質の代謝が活性化し、ターンオーバーのスピードも向上。結果的に髪や肌の健康維持に繋がります。
味覚や免疫機能の維持
亜鉛が不足すると味覚が正常に機能しなくなったり、免疫機能の低下に繋がります。味覚や免疫機能は、亜鉛の持つ細胞の活性化という働きが大きく関係している為です。
味覚は口腔内に存在する「味蕾(みらい)」という器官で感じる事ができます。この味蕾を構成する細胞は、新陳代謝がさかんに行われている場所です。また、免疫機能というのは免疫細胞が活性化したり異物に対する抗体の産生を調節することで向上します。
このような味覚や免疫に関係する細胞の活性化に関与しているのが亜鉛です。その為亜鉛を摂取することで、味覚や免疫機能の維持に繋がります。
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新陳代謝の活性化
亜鉛を摂取することで、新陳代謝がより活性化されます。亜鉛は細胞の新陳代謝に関わる、200種類以上の酵素の構成に重要な役割を担う成分だからです。
亜鉛は体内に約2g存在するといわれ、骨・腎臓、肝臓、脳、髪など新陳代謝の盛んな細胞により多く存在します。男性は前立腺に最も多く存在するため、精力減退や勃起力に対しても重要な栄養素です。
貝類・肉・魚などのたんぱく質に、亜鉛は豊富に含まれます。レモンやゆずなど柑橘類に多く含まれるビタミンCと合わせて摂取することで吸収率が上がり、新陳代謝がより活性化。逆にファストフードやインスタント食品・コンビニ弁当などは、リン酸塩・ポリリン酸・フィチン酸などの食品添加物が含まれており、亜鉛の吸収を妨げます。
亜鉛の新陳代謝を活性化する作用は、男性機能にも大きく関わります。そのため、男性にとって重要な栄養素と言われています。吸収率を上げるビタミンCと一緒に摂取することで、更に新陳代謝の活性化が期待できます。
抗酸化作用
亜鉛は体内のビタミンAの代謝を促す事で、抗酸化作用を活性化します。ビタミンAは活性酸素を除去する抗酸化作用を持ち、悪玉(LDL)コレステロールを減らす作用があります。
呼吸で取り入れる酸素の約2%が、体の酸化を進める活性酸素になります。 この活性酸素は、血中に存在する悪玉(LDL)コレステロールを酸化させ、過酸化脂質に変えてしまいます。 過酸化脂質が増えるとシワ・シミの原因になったり、血管で血栓を作り動脈硬化やがんの要因に。 人間の体は活性酸素と戦う酸化防止システムを備えていますが、残念ながらその働きは老化とともに弱まっていきます。
そこで活性酸素を除去する抗酸化物質として活躍するのがビタミンAです。 ビタミンAは活性酸素の酸化防止システムとして作用し、LDLの酸化防止に強く働きます。
抗酸化物質であるビタミンAの代謝を促す事で、亜鉛は抗酸化作用を活性化するサポートをしています。
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ストレス軽減やうつ予防
精神の安定に寄与する亜鉛は、ストレスの軽減やうつ予防につながります。
脳の機能低下で起こるうつ状態は、神経細胞の刺激伝達がスムーズにいかない事が原因と考えられます。この神経伝達物質を作るのに必要な栄養素が亜鉛なです。
心の健康を保つ神経伝達物質の分泌には、亜鉛の他にもタンパク質やビタミンB、マグネシウムなどの栄養素を、バランスよく摂取することが大切です。神経伝達物質が適切に分泌されなければ、気持ちが安定せずストレスやうつの症状を引き起こします。
心の栄養でもある神経伝達物質の分泌に関わる栄養素である「亜鉛」を摂取することで、ストレスの軽減やうつの予防ができます。
生殖機能の改善
精子の形成や男性ホルモンの合成に必要な亜鉛を摂取することで、生殖機能の改善に役立ちます。亜鉛は、男性の前立腺や精子に多く存在するためです。
男性ホルモン(テストステロン)の減少は精力減退や勃起力の低下、男性更年期症状を引き起こし、ひいてはEDに繋がる可能性もあります。そのため、男性ホルモンの合成や精子の生成に重要な役割を果たす亜鉛は、生殖機能の改善に必要不可欠な栄養素です。
亜鉛は摂取量を増やすと男性ホルモン(テストステロン)の値が増える事がわかっています。成人男性に推奨される1日の亜鉛摂取量は約11mg。体内に蓄える事はできないため、毎日摂取し続ける必要があります。牡蠣や牛肉・豚肉・納豆などの食品に多く含まれる亜鉛ですが、アルコールの摂取量の多い人や偏った食事を続けている人は不足しがちなため、注意が必要です。
栄養不足や男性ホルモンの減少はEDにつながることもあるため、放置するのはおすすめできません。20~30代の若い男性でもEDになることはあるため、根本的な原因を理解し、日頃から対策を取ることが重要となります。
「もしかしてEDかも?」という疑いのある方は、「こちらの記事(ED(勃起不全)の原因は血管やストレス?ED治療薬の効果と治し方、自力の対策まで解説)」もご一読ください。
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亜鉛不足で起こりやすい症状6選
身近な食品から簡単に摂取できる亜鉛ですが、体内に蓄える事ができないため忙しい現代社会では不足しがちな栄養素でもあります。亜鉛が不足すると一体どのような症状が起こるのでしょうか。よくある症状6選をご紹介致します。
肌荒れや皮膚炎
皮膚のたんぱく質合成に関わる亜鉛が不足すると、肌荒れや皮膚炎を引き起こします。なぜなら、皮膚が新しい細胞に生まれ変わる「ターンオーバー」が上手くいかなくなり、傷の治りが遅く跡も残りやすくなってしまう為です。
タンパク質の合成に関わる亜鉛が不足すると、肌荒れだけでなく口内炎や爪が割れる・変形するなど体の様々な場所で炎症が起こります。これらの炎症を抑えるには活性酸素除去酵素(SOD)が必要。そのため、活性酸素除去酵素(SOD)を構成する要素である亜鉛が不足すると、炎症が抑えきれなくなってしまいます。
皮膚はターンオーバーで細胞を新しく生まれ変わらせなければ、皮膚炎を引き起こす可能性があります。炎症を防ぐためにも、活性酸素除去酵素の構成要素である亜鉛が必要です。
抜け毛増加や薄毛
亜鉛は抜け毛や薄毛の予防・改善の両面に影響を与えます。毛髪の原料であるケラチンの合成と、脱毛の原因であるDHTを抑制する作用があるためです。
毛髪はケラチンという硬質タンパク質でできています。ケラチンはタンパク質を分解したアミノ酸を元に、再合成して生成。タンパク質単体ではケラチンの形成に至らないため、アミノ酸の再合成をする亜鉛の働きが必要不可欠なです。
亜鉛が不足すると、ケラチンが形成されず新陳代謝が遅れます。その結果毛髪が作られず、抜け毛が目立ち薄毛になってしまいます。
また、男性特有の頭頂部付近の脱毛は、DHT(活性型男性ホルモン)が生産されることが原因です。このDHTには体内の酵素5aリダクダーゼが関与しており、亜鉛にはこの酵素を阻害する作用があります。
毛根の先端にある毛乳頭の受容体に付着したDHTは人体の免疫機能から異物として認識し、身体は毛髪ごと排除するべく脱毛の指令を出します。 つまり、DHTがなければ抜け毛を抑えられるということです。
亜鉛には髪の原料であるケラチンの合成や、DHT(活性型男性ホルモン)を阻害し、細胞増殖を促す作用があるといわれていています。抜け毛や薄毛が気になる人にとって、亜鉛は必要不可欠な栄養素なです。
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味覚障害
味を完治する味細胞の集まりである「味蕾」は細胞のターンオーバーが早く、次々と新陳代謝される事で機能が保たれます。
この味細胞のターンオーバーにも亜鉛は深く関わっているため、不足すると味覚障害を引き起こします。
味蕾が刺激を受ける
※味蕾は舌・舌の付け根・軟口蓋・咽頭と広範囲に分布
↓
場所によって異なる3種類の神経の感覚枝から大脳の味覚中枢へ伝わる
↓
味を感じる
この伝達経路が故障することで味覚障害は発生します。その原因の大半が亜鉛不足と考えられています。
ターンオーバーすることで味覚は機能が保たれます。亜鉛が不足するとターンオーバーの速度が落ち、味覚に障害が起きるため補給が必要となります。
食欲不振
亜鉛が不足すると胃や腸などの消化器官の働きが悪くなり、食欲低下を招きます。
亜鉛不足に陥ると、消化粘膜の委縮・消化液分泌の低下・消化管運動の低下など、消化器官の働きが低下します。食べる量が減る事で、さらに亜鉛が不足し悪循環になる事も。また、消化管の働きや腸粘膜の免疫機能の低下は下痢を引き起こす可能性もあります。
亜鉛不足は消化器官の働きを低下させ、更なる亜鉛不足を引き起こす可能性があります。日ごろから亜鉛不足にならないよう、食生活に気を付けましょう。
貧血
貧血は鉄不足が原因の「鉄欠乏性貧血」だと思われがちですが、同程度に多いのが「亜鉛欠乏性貧血」です。
赤血球の産生・維持機能に関わる亜鉛が不足することで、赤血球の元を作ったり成長させる事ができなくなります。さらに赤血球の細胞膜が弱くなり、壊れやすくなります。
亜鉛が不足することにより、赤血球を上手く作れないだけでなく、長持ちさせる事もできなくなります。その結果、貧血の症状を引き起こしてしまいます。
免疫力低下
亜鉛不足は免疫力の低下につながります。その理由は、亜鉛には免疫細胞の活性化や異物に対する抗体の産制を調節する働きがあるためです。免疫力が低下すると細菌やウイルスに抵抗することができず、風邪をひきやすくなったり、アレルギー症状を引き起こしやすくなるといった症状が起こります。
免疫力は以下の役割を持つ細胞間で情報伝達をし、活性化していきます。亜鉛が不足すると細胞間の情報伝達物質としての働きが弱まるため、各細胞の活性も弱まってしまいます。
- 司令官(ヘルパーT細胞)
- 異物である抗原に特有な抗体を作る工場(B細胞)
- ウイルスや細菌を掃除・排除する免疫細胞(マクロファージや好中球、ナチュラルキラー細胞)
- 免疫を構成するたんぱく質(補体)など
亜鉛が不足することで免疫における細胞間の情報伝達が弱まり、十分に機能しなくなります。その結果免疫力が低下し、風邪などの病気にかかりやすくなってしまいます。
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亜鉛と男性機能・男性ホルモンの関係
健康維持に欠かせない亜鉛ですが、男性機能や男性ホルモンにも大きく関係しています。ここでは、男性にとって亜鉛がどのような働きをするのか解説していきます。
亜鉛は精子や男性ホルモン(テストステロン)の生成にも関与
亜鉛は精子や男性ホルモン(テストステロン)の合成に重要な役割を担っているため、男性にとって欠かせない栄養素です。その理由は、テストステロンは男性ホルモンの代表であり、男性らしさを構成するために重要な性ホルモンであるためです。
テストステロンの重要な働きの1つに、性欲や勃起のスイッチを入れる働きがあります。 フェロモンを発生させたり、勃起を促したりと性行動に結びつく働きはもちろん、精子を形成する機能もあり、精液の中にも多量に存在します。 したがって、性機能に影響を与える亜鉛が不足すると、テストステロンが減少。その結果懸念されるのが、男性更年期障害や精力減退・勃起機能の低下です。また、加齢やストレスでもテストステロンは減少することがあります。
男性ホルモンの代表であるテストステロンの生成が低下すると、男性機能の低下に繋がります。食生活を見直したりサプリメントを摂取するなど、亜鉛が不足しないように注意しましょう。
亜鉛不足は男性ホルモン減少ひいてはEDにつながることも
前述した通り、亜鉛不足は男性ホルモンの代表であるテストステロンの減少に関係していると考えられます。テストステロンの減少は男性更年期症状を引き起こし、進行すると血管が老化しEDに繋がる可能性もあります。
勃起は血管機能が大きく関係しています。そのため血管が老化すると勃起機能も低下し、EDの症状を訴える男性が多いです。また、男性ホルモンが減少すると精力も減退し、EDに影響すると考えられています。
これらの症状を予防するのが亜鉛です。食事やサプリメントから継続的に摂取することで、男性ホルモンの減少を食い止める働きが期待できます。しかし、EDの症状に直接働きかける即効性はありません。EDの症状を強く感じている方は、ED治療薬を飲む事が症状の改善に効果的です。専門クリニックでED治療薬を処方してもらうことを検討してみてはいかがでしょうか。
また、「亜鉛補給しても勃起力が回復しない・・・」「以前に比べたら精力が減退した気がするけど、まさか自分がEDなわけない・・・!」と自覚症状が軽い、又は無い人でも、実は軽度のEDを患っていたというケースもあります。ED治療薬で症状が改善できる事も多いため、専門クリニックでED治療薬を処方してもらうことを検討してみてはいかがでしょうか。ED治療薬は、オンラインクリニックでの診察でも処方してもらえます。
亜鉛不足に陥りやすい人の特徴一覧
亜鉛不足に陥る人にはライフスタイルや食生活に特徴があり、亜鉛の需要と供給のバランスが取れていないパターンが多く見受けられます。
亜鉛の1日の必要摂取量は成人男性で11mg、女性で8mgと推奨されています。しかし、持病のある方、妊娠・授乳中、スポーツ選手など通常とは異なる亜鉛量が必要な方もいます。それぞれに合った量が必要になりますが、実際に亜鉛不足がどのように起きるのか確認してみましょう。
亜鉛不足に陥る人は大きく分けて、摂取不足(亜鉛の量が絶対的に足らない)、需要増大(必要量より摂取量が多い)、吸収不全(食事で亜鉛をとっても吸収されない)、過剰排泄(亜鉛を十分な量摂取して吸収しても、便や汗から排泄される)の4パターンに分かれます。
摂取不足 | 偏った食事・極端なダイエット・高齢者・糖尿病 |
需要増大 | 激しいスポーツで亜鉛の必要量が特に多い人・胎児や授乳期の赤ちゃん |
吸収不全 | ベジタリアンやビーガン・栄養不足気味の高齢者・亜鉛の吸収を阻害する食品添加物を含む加工食品・レトルト食品・コンビニ弁当などをよく食べる人・コーヒー、オレンジジュース、雑穀、豆類に多く含まれるフィチンを過剰に摂取している人 |
過剰排泄 | 関節リウマチ・パーキンソン病・痛風・不眠症・うつ病・てんかんなどの治療で薬の中に亜鉛の排泄を増加させるものがある場合・肝臓病(慢性肝炎、肝硬変など)・激しいスポーツで汗や尿からの排泄量が増加している人・アルコール摂取量が多い人・アルコール依存症・腎臓病・透析を受けている人 |
亜鉛不足の原因は、偏った食事で亜鉛不足になっている人、病気やスポーツで過剰排泄されている人など様々なパターンがあります。まずは、ご自身がどのタイプに該当しているのか確認してから、対応しましょう。
亜鉛の含有量が多い食べ物一覧
健康維持に欠かせない栄養素の亜鉛ですが、効率良く摂取するために含有量の多い食べ物をチェックしておきましょう。
亜鉛は身近な食品に含まれ、特に魚介類・肉類に豊富に含まれます。
魚介類 | 生牡蠣・・・13.2mg 煮干し・・・7.2mg たらこ・・・3.1mg しらす干し・・・3.0mg かつお節・・・2.8mg ほたて・・・2.7mg うなぎの蒲焼・・・2.7mg |
藻類 | 焼きのり・・・3.6mg カットわかめ・・・2.8mg あおさ・・・1.2mg 刻みこんぶ・・・1.1mg ひじき・・・1.0mg |
肉類 | 豚レバー・・・6.9mg 牛肩ロース・・・5.6mg 牛もも肉・・・4.8mg 牛リブロース・・・4.5mg 鶏レバー・・・3.3mg 豚肩ロース・・・3.2mg 豚肩肉・・・3.1mg 鶏もも肉・・・1.6mg |
卵・乳製品 | プロセスチーズ・・・3.2mg 全卵・・・1.3mg 牛乳・・・0.4mg |
豆類 | きな粉・・・4.1mg 油揚げ・・・2.5mg 納豆・・・1.9mg 枝豆・・・1.4mg こしあん1.1mg 木綿豆腐・・・0.6mg |
穀物 | 精白米・・・0.6mg そば・・・0.4mg |
ナッツ | カシューナッツ・・・5.4mg アーモンド・・・4.4mg |
野菜類 | 切干だいこん・・・2.1mg しそ・・・1.3mg たけのこ・・・1.3mg ごぼう・・・0.8mg |
亜鉛は牡蠣や煮干しの魚介類、レバー・肩肉など肉類にも多く含まれます。ナッツ類にも多く含まれるため、時間が無くても気軽に亜鉛を摂取したい方にはおススメです。
亜鉛不足を解消する上での重要なポイント3選
亜鉛を摂取する際は、含有率の高い食品を選んだり、吸収率を上げる栄養素を一緒に摂取することで効率良く摂取することができます。以下の3つの重要なポイントをしっかりおさえ、賢く亜鉛不足を解消していきましょう。
亜鉛は体内で作れないため食事・サプリで摂取する
亜鉛は必須ミネラルの一つですが、体内で生成することができない為、食品やサプリから摂取しなくてなりません。
含有量の多い牡蠣をはじめ、牛豚鶏の肉類や卵・乳製品やナッツからも摂取することができます。水に溶けやすい亜鉛は、時短調理や電子レンジでの加熱で摂取効率を上げる事が可能です。茹で汁も利用できるよう、汁物やスープの材料として使用することで無駄なく飲み干す事ができます。 また、食事だけで推奨される摂取量を満たせない場合は、サプリメントの摂取もお勧めです。
体内で生成されない亜鉛を食事で摂取する際は、調理法を工夫し無駄なく摂取できるように気を付けましょう。サプリメントを併用することで、更に効率良く摂取することが可能です。
亜鉛はビタミンCと一緒に摂取して吸収効率を上げる
亜鉛は一緒に摂取することで、より吸収効率を上げられる栄養素があります。クエン酸やビタミンCには亜鉛の吸収率を上げる作用がある為です。
クエン酸 | 亜鉛のミネラルを包みこみ、体への吸収を助ける作用 |
ビタミンC | クエン酸の働きを助ける作用 |
上記のような作用があるため、亜鉛と一緒に摂取することが勧められています。また、ビタミンCはレモンやゆずなどの柑橘類に多く含まれます。牡蠣にレモンをかける食べ方は、理にかなっていると言えます。
亜鉛の腸管吸収率はおよそ30%と言われています。せっかく亜鉛を摂取するのであれば、一工夫して吸収率を上げてみましょう。
亜鉛はアルコールの摂取で消費される
お酒を飲むと亜鉛が消費されてしまいます。アルコールを分解する酵素の活性化に亜鉛を大量に消費することと、亜鉛を体外へ排出する2つの作用がある為です。
食事の際に、アルコールを一緒に摂取する方も多いと思います。アルコールは肝臓で酢酸に分解されますが、その際アルコール脱水素酵素やアルデヒド脱水素酵素が働きます。
亜鉛はこれらの酵素を活性化する役割も持つ為、過剰な飲酒をすると亜鉛を大量に消費します。亜鉛はこれらの酵素以外にも様々な酵素を活性化するため、アルコールの過剰摂取で亜鉛が不足すると、他の酵素を作る事ができなくなってしまいます。
また、アルコールには亜鉛を体外へ排出してしまう作用もあり、普段から飲酒量の多い人は慢性的な亜鉛不足に陥る可能性があります。
アルコールは亜鉛の消費と、体外へ排出する作用があります。せっかく摂取した亜鉛を無駄にしないためにも、飲酒は適量に抑えるよう注意しましょう。
亜鉛補給によるED対策の注意点4選
男性機能にも作用する亜鉛ですが、補給の際は以下の4つの注意点に気をつけましょう。
ED(勃起不全)を治す効果があるのはED治療薬
亜鉛補給だけではEDを治す効果はありません。亜鉛には直接勃起を促す作用はなく、ED治療にはED治療薬しか効果はないためです。
精子や男性ホルモン(テストステロン)の生成にも関与する亜鉛ですが、亜鉛の補給だけで勃起力や精力が改善するものではありません。亜鉛はあくまで男性機能改善の一助にすぎず、EDの場合はED治療薬が効果的です。
亜鉛補給をしても勃起力や精力減退の悩みから解放されない人の中には、いつの間にか軽度のEDを患っている人もいます。EDの可能性のある方は、亜鉛補給に加えED治療薬も併用することが改善の近道です。
ED治療薬は医師の処方が必要な薬です。「この症状はもしかしてED?」と感じる方は、専門クリニックの受診を検討してみてはいかがでしょうか。
亜鉛以外の栄養不足にも注意する
精力減退やED対策に亜鉛補給をしている方は、他の栄養素もバランス良く摂取するように気をつけましょう。精力減退やEDは亜鉛不足だけで起こる症状ではありません。体は毎日の食事によって作られます。バランスの良い食事をとる事で栄養不足を防ぎ、亜鉛不足以外のリスクも減らす必要があります。
亜鉛以外にも、精力減退やED改善のために摂取しておきたい栄養素があります。 スイカやメロンなどウリ科の植物に豊富に含まれるシトルリンや、イワシやサバなどの魚に豊富に含まれるDHAやEPAが代表的です。他にも男性機能には欠かせないテストステロンを増やす食材として、玉ねぎやにんにくなどが挙げられます。
にんにくにはアリシンが豊富に含まれますが、滋養強壮や肉体疲労に作用するオキソアミヂンも含まれています。オキソアミヂンはにんにく1個にわずか0.03%しか含まれておらず、栄養価が高く希少な成分です。希少なオキソアミジヂンを効率良く摂取するには、指定医薬部外品のプロキオンがお勧めです。
製品名 | プロキオン |
製薬会社 | 京福堂 |
価格 | 初回限定980円(税込)/10錠 |
成分 |
|
特徴 | 2粒ににんにく13玉分と同等の栄養素が含まれる |
効果・効能 | 滋養強壮、虚弱体質、肉体疲労の栄養補給 |
食生活を見直して栄養不足を改善して体全体を整える事は、亜鉛やED治療薬の作用のサポートにも繋がります。
日々の健康維持にも役立ちますので、上記に挙げた食品を積極的に摂取してみましょう。
滋養強壮や肉体疲労が気になる方は、プロキオンの服用も検討してみてください。
ストレスや心因性EDにも注意する
男性機能の低下や心因性EDはストレスにも影響されます。イライラしたり嫌な思いをすると精神が不安定になります。亜鉛補給はストレス緩和を促す物質を作り、精神を安定させる働きがあるため重要です。
亜鉛は肝臓で作られる物質で、体をストレスから守ってくれる「メタロチオネイン」を作るサポートをします。ストレスを感じると体内で発生する活性化酸素は、メタロチオネインによって除去されます。このメタロチオネインの合成に亜鉛が必要なため、イライラしやすい人は亜鉛の補給が必要です。 ただし、心因性EDの原因が性行為の緊張やトラウマなどの場合は、原因に対するアプローチが必要です。
亜鉛は、ストレスに対抗するメタロチオネインの合成に必要な栄養素です。ただし、ストレスを改善する対処療法にすぎません。ストレスの直接的な原因が他にある場合は、根本原因を突き止め対策することが必要です。
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亜鉛サプリによる亜鉛の摂りすぎに注意する
健康維持や男性機能改善に役立つ亜鉛。普段の食生活で過剰摂取になる事は少ないですが、サプリメントで補給している人は注意が必要です。
慢性的な亜鉛の過剰摂取は、鉄や銅など必須ミネラルの吸収を阻害する可能性があるためです。
亜鉛の取り過ぎによって引き起こされる症状は、吐き気や下痢・免疫障害・HDL-コレステロールの低下の他、前立腺がんのリスク増加も考えられます。 アメリカ国立がん研究所(NCI)の研究によると、サプリメントを1日に100mg以上摂取している男性は前立腺がんの危険性が高まるとされています。
成人男性の一日亜鉛摂取量の目安は約11mgです。目安量を守って摂取しましょう。
亜鉛に関してよくある質問4つ
亜鉛を補給する際、よくある質問をまとめました。摂取量や副作用が気になる方は確認しておきましょう。
亜鉛の1日あたりの推奨摂取量は?
亜鉛の一日の摂取量の目安は、成人男性で約11mg女性で約8mgです。目安量を守って摂取しましょう。
せっかく摂取しても、目安量より不足していると貧血や食欲不振、生殖機能の低下などの症状を引き起こす可能性が。 また、過剰摂取も下痢や吐き気、酷い場合は前立腺がんを引き起こす原因となる場合があります。
亜鉛を補給する際は、推奨摂取量を守って摂取するように注意しましょう。
亜鉛サプリを飲むタイミングのおすすめは?
亜鉛サプリは朝と夜など、複数回に分けて飲む事をおすすめします。一度にたくさん摂取しても、体に吸収されにくいためです。
空腹時を避け、ビタミンCやクエン酸など吸収率を上げる栄養素と一緒に摂取することもおすすめです。ただし、食品やサプリメントで摂取する亜鉛には即効性はありません。そのため、決まった時間に飲まなくてはいけないといった制限もありません。
食品やサプリメントには即効性はありません。毎日の健康維持や精力減退の改善を目的とし、継続的に続ける事が大切です。
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亜鉛サプリには副作用がある?
毒性は極めて低く、目安量を守っていれば副作用を引き起こす可能性は少ないと考えられます。ただし、過剰摂取すると副作用を引き起こす可能性があります。
過剰摂取した場合考えられる副作用は、頭痛・倦怠感・神経障害・貧血・吐き気・下痢・HDLコレステロールの低下などです。男性で特に注意したいのが、前立腺がん。1日100mgを超える過剰摂取を続けていると、進行性前立腺がんのリスクが2.29倍に上がると言われています。
通常の食品からの摂取では副作用は少ないと考えられますが、サプリメントで摂取している人は注意が必要です。必ず目安量を守って摂取するように注意しましょう。
亜鉛サプリとED治療薬の併用はOK?
亜鉛サプリとED治療薬の併用は可能です。
サプリメントで不足している栄養素を補充し、ED治療薬でEDの改善も同時にすすめ効率的に治療しましょう。ただし、ED治療薬には併用禁忌薬が存在します。併用が気になる方は、専門医に相談してから服用しましょう。
ED治療薬と、サプリメントや薬などの併用を医師に相談したい場合は、オンラインクリニックでも相談が可能です。少しでもリスクを減らし、効率良く改善したいとお考えの方はオンラインクリニックの受診も検討してみてください。
亜鉛 まとめ
亜鉛は、200種以上の酵素の活性化や細胞分裂・ホルモンの合成に重要な役割を果たす栄養素です。
体内で生成したり溜める事ができない為、食品やサプリから摂取する必要があります。牡蠣やレバー、ナッツなど身近な食品から簡単に摂取することができますが、偏った食生活や食事制限で不足しがちな栄養素でもあります。
亜鉛不足に陥ると、肌荒れ・抜け毛増加・薄毛・味覚障害などの不調をはじめ、男性機能や勃起力にも影響を及ぼします。
勃起力の低下や精力減退は亜鉛不足以外に、軽度のEDの可能性もあります。自覚症状のない方でも、クリニックを受診すると実はEDだったというケースもあり、ED治療薬で症状が改善することもあるようです。
ED治療薬は、勃起しづらくなった・勃起の硬さが弱くなったなどの症状に即効性をもたらしてくれます。デメリットとしては、頭痛やほてりなどの副作用のリスクが挙げられます。
ED治療薬の副作用が気になるという方は、効果が認められているものの副作用のリスクが低い医薬部外品を用いるのもおすすめです。プロキオンは、有効成分オキソアミヂンを含有した活力製剤であり、滋養強壮効果が認められています。
このように、サプリメント以外の精力剤や薬を使い分けて、ご自身の悩みに対処してみてはいかがでしょうか。
分類 | 処方箋医薬品 | 指定医薬部外品 |
有効成分 |
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オキソアミヂン(ニンニク由来成分) |
特徴 | ED(勃起不全)に対して 血管拡張作用・即効性をもたらす |
オキソアミヂンによる滋養強壮・虚弱体質・肉体疲労などへの効果がある |
副作用 | 頭痛・ほてりなどが起きることも多い (数時間でおさまるのが一般的、長引く場合は医師に要相談) |
ED治療薬に比べて作用が緩やかなため副作用が少ない |
価格 | 1錠376円〜2,000円ほど | 10粒980円から始められる |
おすすめの人 |
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公式サイト |
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