凍結保管継続・廃棄のお手続き
凍結検体(受精卵(胚)・卵子・精子・胚培養液)の保存は、1年に一度更新手続きが必要です。
保管継続または廃棄に関する手続きは、患者様がご自身で責任をもって行ってください。
注意事項:必ずお読みください。
受付期間内に保管継続のお手続き又は廃棄のお手続きをしていただけない方がいらっしゃいます。
その場合、ご本人様にいかなる事情がありましても当院では保管の継続は困難であるため、
保管継続のご意思がないものとみなし、廃棄の手続きをすすめさせていただくことになります。
また、当院から保管継続か廃棄かの意思確認を患者様にすることはありません。
凍結期保存期間のお知らせについて
1.患者様ご自身で保管期限をご確認ください。
・採卵の結果報告書、胚移植の報告書、精子凍結の結果報告書 などに記載があります。
複数回凍結をした場合は、最後に凍結をした日から1年となります。
・2回目以降の更新手続きの場合は、前回の継続同意書に記載があります。
・保管期限が分からない方は「凍結更新お問い合わせフォーム」からお問い合わせください。
2.保管期限の約1ヶ月前に「保管期限のお知らせ」メールをお送りします。
・胚・卵子・胚培養液は女性へ、精子は男性へお送りします。
・アットリンクWEB予約システムの登録アドレスにお送りします。
・アプリをインストールされている方は、アプリ内の「メッセージ履歴」でもご確認いただけます。
ご注意ください
※メール以外でのお知らせは行っておりません。
※メールの再送はありませんが、保管期限当日にリマインドとして再度メールをお送りします。
※当院からのメール配信はあくまでも付加サービスのため、アドレス登録がない、アドレスが無効で配信されない、
メールを確認できない、等について、当院に責任はありません。保管期限をお知らせする義務は当院にはありません。
保険適用か保険適用外かをご確認ください
保険適用となる胚(→02へ)
・2022年4月1日以降に保険で採卵し凍結を始めた胚
・2022年4月1日より前に保険適用外で採卵し凍結した胚で、
2022年4月1日以降に保険診療に移行した胚
以下に当てはまる方は保険適用外となります。(→04へ)
※2022年4月1日以降に保険適用外で採卵し凍結を始めた胚または卵子
※女性(妻)年齢が43歳以上
※胚移植回数の制限を超えた場合
保険適用となる精子(→02へ)
・2022年4月1日以降に保険で凍結を始めた精巣内精子・高度乏精子症と診断された方の射出精子
・2022年4月1日より前に保険適用外で凍結した
精巣内精子・高度乏精子症と診断された方の射出精子で、2022年4月1日以降に保険診療に移行した精子
以下に当てはまる方は保険適用外となります。(→04へ)
※2022年4月1日以降に保険適用外で凍結を始めた精子
※女性(妻)年齢が43歳以上
※胚移植回数の制限を超えた場合
胚培養液
保険適用外です。胚と一緒に手続きをします。
保険適用となる胚または精子の更新について
保険で更新手続きをする場合の手順
現在の保管期限の翌日から1ヶ月以内に、更新手続きを行ってください。
例)保管期限が2025/8/1の場合の受付期間:2025/8/2~2025/9/1
ご自身の状況に応じて、①または②のいずれかの方法でお手続きをしてください。
①現在通院中の方
診察の際に、更新手続きをする旨をスタッフへお知らせください。
手続き方法をご案内いたします。
②現在治療を中断されており、近く再開予定の方
1.「3ヶ月以上受診のない方」で診察予約をしてご来院ください。
胚移植に向けて奥様の診察・検査を行います(検査完了まで2~3週間かかります)。
2. 検査に問題がなかった場合は、胚移植に向けて準備をしていきます。
ご夫婦による治療計画の作成・凍結更新の手続き方法をご案内いたします。
保険診療外(自費)で更新手続きをする場合の手順
①受付期間
現在の保管期限の翌日から1ヶ月以内に手続きをしてください。
例)保管期限が2025/8/1の場合の受付期間:2025/8/2~2025/9/1
受付期間以外の手続きはお受けいたしかねます。
上記の手続き期間内に、継続の手続きがされない場合は、胚・精子の凍結を終了し廃棄いたします。
②同意書の提出
下記より該当の同意書をダウンロードし、印刷の上ご使用ください。
診療時間内(午前のみ)に当院不妊センター受付にご持参ください(予約は要りません、診察もありません。)。
郵送での提出も可能です(郵送前に同意書のコピーを取って保管してください)。
【郵送の場合の送付先】
〒458-0848 名古屋市緑区水広1丁目1715番地
ロイヤルベルクリニック不妊センター 凍結更新手続き係
※郵送中の紛失がご心配な方は、配達証明や書留郵便などをご利用ください。
※送料は患者様のご負担とさせていただきます。
③保管料の支払い
診療時間内(午前のみ)に当院不妊センター受付でお支払いください。銀行振込でのお支払いも可能です。
【保管料】
● 1年間 44,000円(税込)、胚培養液も保存する場合は+11,000円で合計55,000円(税込)
※保管料は、凍結受精卵(胚)・卵子の個数、あるいは凍結精子の本数に関わらずそれぞれ一律です。
※領収書はクリニック受付窓口でのみ発行します。(領収書の郵送は対応しておりません)
【銀行振込の場合の振込先】
十六銀行 稲沢支店(507)
普通預金:1317131
医療法人葵鐘会(イリョウホウジン キショウカイ)
お振り込み者名は、診察券番号下5桁とお名前をご入力ください。
例)06000##### ロイヤルハナコ → ##### ロイヤルハナコ
※振込手数料は患者様のご負担とさせていただきます。
④同意書と保管料をクリニックで確認したら、お手続きは完了です。
所定の手続き完了に関するご連絡はいたしませんので、ご了承ください。
①受付期間
保管期限の翌日から1ヶ月以内に手続きをしてください。
例)保管期限が2025/8/1の場合の受付期間:2025/8/2~2025/9/1
原則として受付期間を過ぎての手続きはお受け致しかねますのでご注意ください。
受付期間を過ぎて廃棄同意書を提出された場合は、超過分の保管料を自費で請求させていただくことがあります。
②同意書のご記入
下記より、同意書をダウンロードし、印刷のうえご使用ください。
③同意書の提出
診療時間内(午前のみ)に当院不妊センター受付にご持参ください(予約は要りません、診察もありません。)。
未払いの保管料がある場合は、同意書のご提出と同時に精算をお願いします。
郵送での提出も可能です(郵送前に同意書のコピーを取って保管してください)。
【郵送の場合の送付先】
〒458-0848 名古屋市緑区水広1丁目1715番地
ロイヤルベルクリニック不妊センター 凍結更新手続き係
※郵送中の紛失がご心配な方は、配達証明や書留郵便などをご利用ください。
※送料は患者様のご負担とさせていただきます。
④同意書をクリニックで確認したら、お手続きは完了です。
所定の手続き完了に関するご連絡はいたしませんので、ご了承ください。
廃棄同意書受理後の撤回はお受けしませんので、ご注意ください。
保険適用の詳細はどこで調べると分かりますか?
厚生労働省やこども家庭庁のホームページをご確認ください。
凍結胚培養液とはなんですか? 保管しておいた方がいいですか?
凍結胚培養液とは、受精卵を胚盤胞まで育てた時の培養液上清を一部採取して、-20℃で凍結保存したもので、子宮内膜刺激胚移植法(SEET法)に用います。SEET法は、胚盤胞移植を行う数日前に、凍結胚培養液を融解して子宮内に注入することで、子宮内膜に刺激を与えて着床を促す効果が期待されます。SEET法を行うかどうかは患者様の状況によります。
更新手続きをしたいのですが、保管期限を過ぎても廃棄されませんか?
保険での更新手続きでは、厚生労働省の規定により現在の保管期限を過ぎてからでなければ手続きができないことになっています。このルールに従って、自費での更新手続きも同様としました。
もうすぐ保管期限がきますが近々移植をする予定です。更新手続きは必要ですか?
移植日に保管期限が過ぎていると移植はできません。移植予定日と保管期限が近い場合はご注意ください。
手続きの受付期間中に手続きできませんでした。更新はできますか?
期間中に手続きが行われなかった場合は、保管継続のご意思がないものとみなし、廃棄の処理を順次進めさせていただきます。受付期間中に必ずお手続きをしてください。
海外赴任のため長期不在になる可能性があります。更新はできますか?
患者様の状況によるためお電話でお問い合わせください。
【お問い合わせ先】
培養室直通 052-893-8553(月~土(日祝を除く)13-17時におかけください)
凍結受精卵(胚)の保管を継続するかどうか迷っています。相談はできますか?
カウンセリングにてお話をお伺いします。ご相談されたい方は予約システムアットリンクにて「カウンセリング」のご予約をお取りください。
今後治療は行うつもりはありませんが、凍結受精卵(胚)の廃棄には抵抗があるため決断できません。
カウンセリングにてお話をお伺いします。当院ではメモリアル廃棄(供養)を行うことができます。ご相談されたい方は予約システムアットリンクにて「カウンセリング」のご予約をお取りください。
お問い合わせ
本ページの内容をご確認していただいた上でご不明な点がありましたら、「凍結更新お問い合わせフォーム」からお問い合わせください。
必要事項をご入力の上、フォームを送信してください。3営業日以内にご回答いたします。
お電話でのお問い合わせは受け付けておりません。
なお、以下のご質問には回答できませんので予めご了承ください。
・診療に関するご質問
過去にどんな治療をしたか、次はいつ治療が再開できるか、等
・保険適用に関するご質問
自分は保険適用かどうか、いつまでに治療を再開すれば保険適用されるか、等

